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テストテスト

『マッキンゼー流図解の技術』 by ジーン・ゼラズニー

『図解』というキーワードと『マッキンゼー』というブランドに惹かれて、本書を読みました。全体の印象としては、同じく、マッキンゼー系統の『考える技術、書く技術』と同様に、定番になる可能性を持っている本だと感じました。

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
バーバラ・ミント, グロービス・マネジメント・インスティテュート, 山崎 康司

一時期、『考える技術、書く技術』のスタイルでひらすら、ビジネスの文書を書いた時期がありました。ちょうど、技術部門から営業企画部門へ異動した時期でした。部門の役割からして、表現力、特に、文書による表現力が重視される部門でした。
『考える技術、書く技術』を常に手本して、書いていると、目に見えて表現力がつき、上司に文章力を認められるまでになりました。『考える技術、書く技術』、『マッキンゼー流図解の技術』、いずれも、特定の型に当てはめることで、一定水準のドキュメントが作成できるようになっています。
本書を読むだけではその威力がわかりません。実践すると、よく、理解できます。いろいろなプレゼン用の図を特定の型に当てはめるのは、意外に、かなりの思考力が必要となります。
本書のやり方は、まず、次の3ステップの手順に大きく分けられます。
ステップA データから何をメッセージにするかを決めます。
ステップB メッセージをよりよく表現するデータの比較方法決めます。
ステップC 比較方法からそれを効果的に表すチャートを決めます。
ステップBとステップCは、図がないと説明が難しいので、ここでは、詳細は略します。
ステップAは、もう少し、詳しく説明すると、その図で何を伝えたいのかを明確にするということです。たとえば、製品と月別の売上のデータがあるとします。その際に、何を表現するのかを明確にします。その月別の売上の推移なのか、それとも、その製品の構成比なのか、それとも、最大の売上を達成した月にどの製品がその売上を牽引したのかを示すのか。
そして、製品別売上の推移というデータのタイトルではなく、その売上の推移の特徴から、「当社の売上は倍増した」というメッセージをタイトルにします。すると、それを見ている人は、なにをいっているのか、よく、分かります。
ステップAの段階で、よく、陥る罠に、APK症候群というのがあげられています。APKは、知識の欲張り羅列(Anxious Parade of Knowledge)という意味です。これは、そのテーマに関連したことで、自分が知っていることをすべて表現しようとするようなことを指します。
多くの人のレポートをみる機会が多いのですが、これに陥っている人が多いです。本論とは関係ないことを延々述べている資料が多く、いったい何が言いたいのかよく分からなくなっています。本人は、誠意のつもりで、なるべく、客観的に多くのデータを示したいのかもしれませんが、読み手を混乱させます。
更に、メッセージを明確にしてないで、レポートを書く人が多いので、データは多量にあるが、いったい何を主張したいのかよく分からなくなってきます。
プレゼン資料は、メッセージを明確にして、それをサポートするデータを過不足なく、示すことにより、格段に、わかりやすくなります。考えてみると、このような態度は、図解だけでなく、文章を書くときにも、役立ちます。
■■ 今日のエッセンス
■■
■■ プレゼン時に、データではなく、相手にメッセージを伝えていますか?
■■ そのメッセージに関係するデータのみを提示していますか?

マッキンゼー流図解の技術
著者:ジーン・ゼラズニー、出版社:東洋経済新報社、ISBN:4492555226
後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する

マッキンゼー流図解の技術
ジーン・ゼレズニー, 数江 良一, 管野 誠二, 大崎 朋子

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↓マッキンゼーといえば、この方、大前研一さんですよね。(古いかな)

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コメント

  1. keisukeita より:

    いつもトラックバック、ありがとうございます。
    読むジャンルも近いので、メルマガも参考にさせて
    いただいています。

    この本にならって、「数値分析のグラフ化」を
    練習するといいですよね。
    「こういうメッセージを語るには、それをサポートする
     どんなグラフが必要だろう?」と考える癖もつきました。

    数値分析以外のいわゆる「図解」本でも、
    良質な一冊がありましたら、教えてください。
    よろしくお願いします。

  2. うんたん より:

    こんばんは。
    この本の翻訳者の、大崎朋子さんは私のおばです。
    検索していたら、このサイトにたどり着きました。

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