プチ富豪という言葉につられて、購入しました。読み進めてみると、若くしてリタイアした過程が具体的に書かれています。なるほど、このような過程を経て、37歳でリタイアできるような資産を生み出すのだなと実感できる記述です。
気になるヒロ・ナガシマさんの生活は、ハワイで新しいマリン・スポーツに興じている日々のようです。羨ましい。しかし、その生活は質素で、住んでいる住居は60平米の広さでさほど広くなく、むしろ、米国の水準から言えば狭い方だと推測されます。食生活も質素で、朝夕は自宅で自炊、昼食は日本食の弁当を購入しているそうです。
収入は世田谷と目黒の2棟のマンションから、年間2,600万円を得ています。加えて、日米のファンドや社債に数千万円の投資からも、収入を得ているようです。資産的には、詳しく書かれていませんが、ビジネスを成功させて、2億円の資金から不動産を購入したようなので、それ以上の資産はあることは、間違いないでしょう。
本田健氏の幸せな子金持ちの水準にちょうど達している収入資産状況です。
このような状況を生み出す基本的な考え方は、以下の式で表されます。
Y = Ax + c
Yは、若くしてのリタイアメントを表します。Aは、aとbからならなり、aは、現在の意志、bは、将来達成しようとする目標の明確さです。cは、コンプレックスをどれだけバネにできるかを表します。
この式で表されてるaとbについて、その強さを感じします。そして、具体的です。
例えば、bに関する金額的な目標設定が非常に具体的です。月当たり、100万円の生活を送りたければ、年収をはじき出すために、12を掛け、余裕を考えて、更に、1.5倍します。それを収入から得ることを考えて、10倍します。それが、必要な不動産資産額になります。その不動産額の2割が頭金として必要なので、その2割の金額をビジネスで稼ぐ事を考えます。
どのように、ビジネスを考えているかについては、次の4つを挙げています。
1.リスク・テイクする
リターンを得るために、そのリスクを取る事です。
2.自分の闘いに負けない
自分が立てた目標を達成するために、「自分自信との闘い」に勝つことが最大の障害です。例えば、飛び込みの営業をしなければならない時に、したくない自分に勝つ必要があります。
3.他人と同じことをしない
ビジネスで同じようなことをすれば、多くの人との競争になります。そうではなく、多くの選択肢から、自分の鉱脈を探すことが大切です。
4.人みな我が師
素敵な人に会えば、その人の素敵なところを取り込めることができます。例え、子供であってものその好奇心の強さや、行動の純粋さを学ぶ事ができます。
本書は、金持ち父さんシリーズや本田健さんの本で語られているお金持ちの世界の入り口にたどり着く、一つのサンプル例として読むことができます。著者のスタートラインを考えると誰でも、プチ富豪になれるという勇気を与えてくれます。
■■ 今日のエッセンス
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■■ 将来の生活を具体的に見据えて、自分との闘いに負けないように!
■■ 他人と同じことをすれば、他人と同じような結果になります。
ハワイプチ富豪の成功法則
~せっせと働いていたら「金持ち」にはなれません。
著者:ヒロ・ナガシマ、出版社:アスコム、ISBN:4776201429
後悔度:★★★ (三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する
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ヒロ・ナカジマ
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コメント
4つの考え方、どれをとっても基本的なことですが、
実践するとなると、難しいものばかりですね。
やはり、成功されてるのにはそれなりの理由が
あるものですね♪
はじめまして。
自分の闘いに負けない。僕は連戦連敗です。
情けない・・・・
でも、今闘っている、
僕のブログを心から応援してくれる人1000人獲得だけは負けたくないです。