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テストテスト

『単なる知り合いが顧客に変わる本』 by ティム・テンプルトン

独立してみて、不安材料であり、ストレスの元になるのは、やはり、お客さんを確保できるのだろうかということです。私の場合、ほとんどなにもせずに、徐々にお客さんが集まってきています。
しかし、ふと、これから先も、順調に確保できるのだろうかと思うと、不安になります。かといって、闇雲な広告、飛び込み営業、電話での勧誘などは、躊躇してしまいます。まあ、やってみれば、案外、簡単なのかもしれませんが、予想外にお金がかかったり、ストレスがたまりそうです。
そんな時に、この本のタイトル『単なる知り合いが顧客に変わる本』を見つけました。ふりかえると、仕事の依頼は、知り合いやその知り合いの知り合いから来たのが、全てでした。そして、知り合いからのお客さんとは、こんなに楽しくて、収入が得られるのかと不思議に思うほど、気持ちよく、仕事ができます。
無意識にやってきたこの結果を呼ぶ行動をこの『単なる知り合いが顧客に変わる本』で、システマティクに説明しているのかもしれないと思い、読んでみました。
この本の帯に、集約される4つに分けられるあっけないほど簡単な方法でした。その4つを具体的に実行する20のステップが本の末尾に示されており、誰も迷わずに実行できそうです。その4つを紹介していきます。
1.250×250の法則
2.ABCに分類する
3.「ご一報ください」
4.連絡を取り続ける
最初の「250×250の法則」は、多くの人は知り合いをカウントすると250人程度はいて、かつ、その知り合いの知り合いを考えると、6万人と簡単にコンタクト出る可能性があることを教えてくれます。
そして、自分自身と自分のビジネスに自信があり、最後まで、頑張れるなら、この6万人の顧客の中から友好的にビジネスを展開できるだろうというものです。
次の「ABCに分類する」というのは、知り合いと満遍なく接触ことは、非効率なので、ランク付けを行い効果的に接触を図ります。Aは、自分の支持者です。その割合は、10%-12%程度です。Bは、そのビジネスが有用であれば、支持してくれる人です。17%-20%程度います。Cは、今後も、付き合って生きたい人です。さらに、Dランクがあり、これは、つきあいたくない人です。
その次の「ご一報ください」は、自分のビジネスのサービスを受けた人に、紹介を依頼します。
最後の「連絡を取り続ける」は、接触を維持するための何をするかを決めることと、紹介をしてもらえたときにどのように感謝を示すかを具体的に決めておくことです。接触を維持するために、例えば、月ごとに、グリーティングカードや情報レポートを贈ることがあります。即座に、感謝を示すために、あらかじめお礼のためのリストを作成しておきます。
この4つのステップを意識して、実行するとビジネスの輪が広がっていきそうですね。
■■ 今日のエッセンス
■■ 
■■ 知り合いではなく、知り合いの知り合いである6万人を意識する。
■■ ビジネスの輪を広げるために、常に、接触することを実行する。
◆単なる知り合いが顧客に変わる本
著者:ティム・テンプルトン、出版社:祥伝社、ISBN:4396650280
後悔度:★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

単なる知り合いが顧客に変わる本
4396650280 ティム・テンプルトン

おすすめ平均
stars既存の顧客との関係を最重要課題とする!
stars良書
stars親愛なるミスターティム、とてもいいストーリーです。
stars出来過ぎの物語。でも、だからこそわかりやすい。

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読者からのお便り
長崎の小林さんからのお便りです。彼女は、インターネットのシステム関連のベンチャーを立ち上げている方です。加えて、クイジングの弘中さんを長崎に招いて、セミナーを開催するという精力的な活動をされている方です。
> いつも【後読】楽しく拝読しております。
> 自分では見つけることの出来なかった良質のビジネス書をご紹介いただき、
> ビジネス書購入の情報源として活用させて頂いております。
>
> 特に山本真司さんの本は、今後の指針ともなるべきことが多々あり、紹介して
> 頂いたことに大変感謝しております。
>
> わたしもTulipaさんのように、起業家に役立つ良質な情報を発信していけたら
> と思い,メルマガを発行することにしました。
> Tulipaさんを目指して、できる限り読者の方に有益な情報を発信していくつもり
> です。
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山本真司氏の『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう』は、非常に、実践的な本で、私も、気づきの多い本でした。私の紹介がお役に立てたようで、嬉しいです。
小林さんも、メルマガを発行されるようです。ITは単なるツールですが、ツールの中でも最強のツールなので、最低限の知識は必要です。その最低限の知識を提供するこのメルマガは貴重です。
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凡人の目標の立て方
去年の12月から、今年の目標を考えていました。普段、いろいろと考えているつもりので、溢れ出るのかなと思っていました。ところが、いざ、目標を書くだんになると、なかなか、思い出せません。思い出せないどころか、目標をあげること自体が苦しいですね。なぜか、わくわくするようなことを書けないんですよね。
去年も、同じような状況で、結局、フランクリン手帳の目標は埋められませんでした。
今年は、「エイ、ヤッ」で、書き出して、それを目標にしてみました。(手帳は、熊谷氏の夢手帳に変わりましたが。)その後、三ヶ月単位で見直していけば、いいのかなと考えています。そうしないと、去年の二の舞ですから。
あなたは、今年の目標を書き出せましたか?去年はどうでした?
今年は、「エイ、ヤッ」で、書き出して、みませんか、と提案したくなります。

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