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『お金の現実』 by 岡本吏郎

岡本吏郎氏の本は、妙に、気に入る本が多い。きっと、私が単純な性格なので岡本吏郎氏のマーケティング・テクニックにひっかかっていることもあるだろう。そして、多様な本を多読している本好きな臭いが私を引きつけるのかもしれません。
今日、紹介する『お金の現実』は、さらっと、読むと「なんだか、あたりまえのこと」を書いていると感じますが、じっくり読むと楽しめる箇所が多くて、興味深いですね。アマゾンの書評を見ると、あまり、点数が良くないのですが、不当な評価だと思います。
『お金の現実』は、後ろから読んでいくと、言いたいことがよく伝わります。
基本的に、日本で働いていく環境、具体的に言うと、1.知識労働が主体の社会へ移行し、より、所得格差が発生しやすい社会になる、2.長寿化が同時進行しているので、より、長く働く社会になるという2点から、逆算してお金を生み出す法則を述べています。
一つは、安田善治郎(安田財閥の創立者)や本多静六(巨額の財産を築いた農林学者)が、実行した地道な貯蓄方法です。それは、自分の所得の何割かを決めて、貯金することです。安田善治郎氏は実に9/10を貯蓄し、本多静六氏は名目収入の4割を貯蓄に回します。
結果的に、一方は地方での丁稚にすぎない安田善治郎氏はみずほ銀行につながる安田財閥をうちたて、もう一方の本多静六氏は百億もの資産を作りました。この地道な方法は時間を味方にする方法です。
次に、長時間働けると言うことは、特定の分野に集中すれば、かなりのスキルや能力を身につけることが出来ます。それを狙う方法は、自分の好きなことに集中することです。長い目で見ると、好きなことを長時間すると必ず圧倒的なスキル・能力を身につけることが出来ます。
岡本吏郎氏の経験では、十年間を特定のスキル・能力に投資すると、十年を超える時に、大きな見返りを得ることが出来ると主張しています。その長期的な目論見を妨げるのが、目先の金銭的な成功です。甲野善紀氏の言葉「小成は大成を阻む最大の要因」を引用して、説明しています。
最後に、節約の大切さを述べています。細かな節約ではなく、大きなレベルの節約の方針です。まず、特定の分野の出費を減らすと良い項目に、家、車、旅行、外食、保険の五つを見直した方がいいと指摘しています。そして、世の中の価値観を疑い本当に欲しいのかを問いかけることの大切さを説いています。例えば、住む場所のステータスなどです。他人の評価を気にしないければ、破格の商品は見つかります。
日本で、ビジネスすることの環境を見定めて、長期的な成功を目指すというのが凡人のやりかたではないかと、問いかけています。
■■ 今日のエッセンス
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■■ 確実で地味な方法を長期的な視点で実行する。
■■ 十年間、何かに「捧げる」と圧倒的な見返りを手にする。
お金の現実
著者:岡本吏郎、出版社:ダイヤモンド社、ISBN:4478733090

後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

お金の現実
4478733090 岡本 吏郎

おすすめ平均
starsなんといっていいのやら
stars貯金的人生とバクチ的人生。
stars「お金」は考え方。
stars押しつけすぎ
starsつらかった。

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汐サイト
昨日、お仕事でクライン先の会社訪問のため、新橋に行きました。
その後、出版社の方とちょっとしたお話をするために、汐サイト方面へ。昔は何もなかった場所が、高層ビルが林立して、しかも、おしゃれな場所になっています。
それはいいのですが、ちょっと、メインの通りをはずれるとどこにいるのか分からなくなります。六本木ヒルズも、そうですよね。まあ、急いでいるときは困ってしまいますが、余裕のあるときはちょっとした迷路気分で楽しそうですね。

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