『日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング』 by 富田貴典

『日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング』(富田貴典著)のご紹介をブログでもしました。すると、是非、書評を書いてくれと言うリクエストがありましたので、お応えします。
内容は多岐に渡り、ドロップシッピングの概要や具体的なやり方、海外における検索エンジンからの集客の初歩、営業法のあれこれ、海外向けにビジネスをされている方の実例です。
ドロップシッピングとは
ドロップシッピングとは、ネットショップの運営形態の一つです。フロントエンド部分のマーケティング、営業、購入者とのやりとりだけを自分で担当し、バックエンドの在庫、商品管理、決済・代金回収、商品発送を別会社に担当してもらう形態です。
アフィリエイトを連想させますが、大きく異なるのは以下の2点です。
1.自分の商品が持てる
2.自分で値段設定ができる
また、購入者から見ると、通常のネットショップと変わりありませんので、ネットショップとしての信用をどう勝ち得るのかという部分が異なります。
◆ネットショップとしての信用
本書『日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング』でも、この信用をいかに得るかについて、言及しています。
1.顔を見せる
2.パーソナリティをブログで見せる
3.お客様の声・写真を掲載する
4.セキュリティについて説明する
5.信頼性のあるネット決済を使用する
更に、ショップ側なので、アフィリエイトをしてもらう立場になります。
私見ですが、アフィリエイトとは基本的に新規顧客を提供するだけですが、ショップ側になると既存客に対する商品販売が可能になります。なので、一度、軌道に乗ればアフィリエイトとよりも、安定したビジネスになるのかなと思いました。
◆多様なな営業法
営業方法として、以下のことを上げています。
・海外メルマガ
・ステップ・メール
・メルマガのカスタマイズ
・海外ブログ営業・ブログ広告
・アフィリエイター募集
・アフィリエイト・プログラムの導入
・ジョイント・ベンチャー
・バナー広告のサイトを見つける
・パーソナルブランドの作り方
特に、興味深く読めたのは、アフィリエイト・プログラムの部分でした。
日本と同様にASPを利用する形態ではなく、アフィリエイトのシステムを購入にして、それを自分のサイトで運営するのです。そして、アフィリエイターを募集するには、専用のサイトに登録します。手作り感覚でローコストにできることに感心しました。
◆まとめ
この『日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング』は、ドロップシッピングに限らず、海外向けのインターネット・ビジネスの入門書として、わかりやすい内容でした。
海外の方に、興味を持ってもらえるようなコンテンツや商品・サービスを保有している方は一読することをお勧めします。

日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング、著者:富田貴典

出版社:翔泳社、ISBN:4798110507
後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

4798110507 日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法 ドロップシッピング
富田 貴典

翔泳社 2005-11-23
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楽天ブックス:『日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング』 
追加情報:
富田さんが、情報商材を発売しました。海外に対して、どのようにして情報起業を行うのかがテーマになります。日本の情報商材市場と比較して、英語圏市場は何十倍もの規模になると考えられます。
日本市場を考えると、メジャーなテーマ(例えば、アフィリエイト、株式投資、競馬など)でしか、大きな利益を望めませんが、英語圏市場は大きいのでニッチなテーマでも大きな収益を望めそうです。
この情報商材でも、日本の日常的な生活(正月の過ごし方、おせち料理)のことを海外向けブログに書いたら、急激にアクセスが伸びたということが書かれていました。
・台湾の哈日(ハーリー)族、超日本大好き族向け情報
・世界中で受けている日本アニメのニッチな情報
・クール・ジャパンという括りでかっこよい日本の文化の紹介
なんて、テーマが浮かびました。まあ、普通の発想ですが・・・
日本的なことにこだわっている人が情報発信すると、一気に、人気を得るような気がします。
この情報商材をざっと見て、具体的に海外向けの情報商材を作る際にネックになりそうなことを丁寧に説明しているのが印象的でした。また、情報商材を販売する上での新しい動向をいくつか知ることができました。
私の印象に残っているものを上げます。
・海外で人気のある決算手段の実際。
・個人でも実行可能なアフィリエイトマーケティングの方法。
・情報商材が売れるホームページの構成とは。
・面倒な印刷版制作やその配送をアウトソースする方法。
・日本で知られてないGoogleで情報商材を売る方法。
・あのAmazonに情報商材をおいて、販売して貰える!?
・商業出版の流通に欠かせないISBNの取り方。
詳しくは、コチラから。(図解!海外情報起業の儲けのカラクリ(上級編))
◆日本での最新ドロップシッピングノウハウ
日本のドロップシッピング会社「もしも」を使用したノウハウを確立したようです。さすが、富田さんですね。そのノウハウはこちらです→2009年最新版!もしも式ドロップシッピングで稼ぐ方法


『キキダス・マーケティング』の中山さんに会う
『キキダス・マーケティング』の中山さんにお会いしました。
気軽に会ってみましたが、スゴイ方ですね。年収もさることながら、独立して、午前中のみ働いて、あとは、ブラブラと情報収集を兼ねて人と会っている生活のようです。羨ましい。
次回作の本の話や本の売り方について、話を伺う一方でした。また、面白いプロジェクトを考えているようです。私も参加するかもしません。
『キキダ・スマーケティング』の書評はこちらです。
情報商材も発売されました。商品のコピーに困っている方にお勧めです。魅力的なおまけもあります。お勧めです!
【バカ売れのネタをタダで人から教わる悪魔の方法】
CafePress
知り合いが、早速、CafePressで、ドロップシッピングサイトを作っていました。行動の速い人は沢山いるでしょうね。すぐに、ドロップシッピングも、普及しそうです。

コメント

  1. こんばんは。

    書評をお願いしておきながら、今ごろの
    コメントすみません。

    とても面白そうだったので、自分でも購入して
    書評を書いてからと思っていたら遅くなって
    しまいました。

    しかしながら、書評を書かすにTulipaさんの
    書評を引用させていただきました。

    もし不都合あれば、指摘ください。
    すぐに、修正します。

    よろしくお願いします。

  2. LifeTrackBackさんのブログを読みました。
    出典つきの引用は大歓迎です。どんどん、書いて下さい。(笑)

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