お気に入りの本『パーソナルブランディング』を翻訳された本田さんの本をご紹介します。
本田さんは翻訳者ではなく、上場企業の経営に参画されていたり、経営コンサルの会社の社長をされたりと多様な活動をされている方です。
◆一冊が15万円のリターンを生む『レバレッジ・リーディング』
『レバレッジ・リーディング』とは、本に書かれている知識や筆者の経験を共有して、自分のビジネスに活かすことを指します。ビジネスにおける試行錯誤をする手間を省くことにより、成功への最短ルートを目指すことを目的にします。
本田氏のまわりの経営者によると、本の価格の100倍のリターンを得ています。投資活動と考えると非常に大きなリターンと言えます。また、損をすることはほとんどないので、ローリスク・ハイリターンの投資といえます。
レバレッジ・リーディングでは、速読よりも多読を重視しています。多読することにより、より多くの意見を知ることにより、特定の偏った見方を防ぎ、自分に合う意見を見いだすことができます。
さらに、レバレッジ・リーディングは、実践での活用を重視します。インプットと同様に如何にその知識を消化し実践できたかを気にします。
◆本探し
投資としての読書を考えると、本探しは如何にいいパフォーマンスを自分を通して、実現するかにかかっています。そのため、以下のことを基準に探します。
・目的を明確にして、それに合う本
・自分にやれそうな内容が書いてある本
・学者が書いた教養型よりも実際の知恵がつまった経験型の本
・トレンドや自分の直感で選ぶこともある
実際に選ぶには、以下の手段によって選ぶのが効率的です。
・友人・知人の薦め
・書評メルマガや本を取り上げているビジネス・メルマガ
・新聞や雑誌の書評欄やビジネス書の広告、特に日経新聞
◆読み方
読み方を簡単に紹介すると、以下の様になります。
1.本を読む目的を明確にする
2.制限時間を設定する
3.目次や筆者プロフィール等で全体を俯瞰する
4.ナナメ読みで、大切な部分に線を引き、そのページに折り目を付ける
詳細は本書でご確認下さい。
◆反復と実践
レバレッジ・リーディングでは、この「反復と実践」が重要です。反射的に本で学んだ内容を実行できるまでに、高めていきます。ちょうど、受験勉強で、知識を習得しそれを試験でその知識より問題を解けるようになる過程と似ています。
まず、レバレッジ・メモという本から抽出した要点をまとめたメモを作製します。これは、一週間に一度、読んだ本から機械的に線を引いた大切な部分をメモに転記していきます。メモはPCで作製します。
この時、自分でいくつかのジャンルを設定していき、抽出したエッセンスを分類すると便利です。このレバレッジ・メモを時間が空いた時に何度も読みます。それにより、実際に必要な場面にその知識を即座に思い出して使用することができます。
◆まとめ
通常の読書とは異なり、レバレッジ・リーディングは、如何に効率よくビジネス上の問題に対応するかという問いかけから逆算して組み立てられた効率のよい知識吸収システムに見えます。
本を読むということより、自分に不足している知識や経験を効率よく吸収する方法がたまたま読書に類似していたのでしょう。
身につけておきたいスキルです。
◆レバレッジ・リーディング
~100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ
著者:本田直之、出版社:東洋経済新報社、ISBN:4492042695
後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?
レバレッジ・リーディング | |
本田 直之
おすすめ平均 |
◆地味な作業
最近は、黙々とサイト作りに励んでいます。地味な作業です。
毎日10時間以上、サイト作製に没頭していたら、目の調子が悪くなりました。やりすぎはよくないですね。今はほどほどに抑えています。
体のことが気になり、『博士の異常な健康』という浅草キッドの水道橋博士の本を読みました。紹介されている一つに加圧トレーニングというのがありました。足や手の付け根をゴム?で締め付けます。
博士の異常な健康 | |
水道橋博士
おすすめ平均 |
そににより、脳に激しい運動していると思わせることにより、筋肉の発育を促したり、成長ホルモンを多量に分泌させたりと、いろいろと素晴らしい事が起こります。
面白そうです。そのうち体験したいなと思っています。