ドロップシッピングという言葉を日本に広めた富田さんの第二弾です。
以前の著書『日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング』の書評をこちらからどうぞ。
ちなみに、この「日本人が知らなかった」というフレーズ、私が提案しました。
さて、この『日本人が知らなかったドロップシッピング』、前回の著書『日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング』との違いは、日本においてのドロップシッピングの入門書と位置づけられている点のようです。
前回のドロップシッピング本は、海外のインターネット・ビジネスの具体的な手法についてドロップシッピングを中心に紹介されていました。今回のドロップシッピング本は、日本においてもドロップシッピングが使える状況を受けて書かれています。
入門書ですが、使えるという意味においては、前回のドロップシッピング本よりも、より実践的になったと言えます。ドロップシッピングをすぐにやりたい方にとっては、是非とも、押さえておきたい本に仕上がっています。
◆ドロップシッピングとは、アフィリエイトとの違いは?
まず、ドロップシッピングについて、簡単に説明します。ドロップシッピングは、ネットショップから在庫管理と発送をなくしたものです。つまり、商品の在庫管理や発送作業はドロップシッピングのサービスプロバイダーが代行します。ドロップシッピング側は、マーケティングや営業活動に専念できます。
アフィリエイトとの違いは、まず、価格がある程度自分がコントロール出来ます。つまり、ドロップシッピングでは、商品の値段を決められるのです。そして、ドロップシッピングでは購入者リストを得ることが出来ます。
メリットから説明すると、アフィリエイトは広告に近いので、商品価格に対する報酬額が非常に低くなります。ところが、ドロップシッピングは販売に当たるので、かなり、高くなります。
購入者リストを持っているので、販売が安定することになります。アフィリエイト場合は、常に、新規顧客開拓をしているようなものですが、ドロップシッ
ピングは既存顧客にセールスすることが出来るので、より、安定して、利益を生み出すことが出来ます。
◆具体的なビジネスの組み立て方とは?
ドロップシッピングを行う際には、1.どのような商品を、2.どのようにして販売するかが、大切だと主張しています。
初心者から上級者までの具体手例を示して、説明しています。
初心者は、既存のブログにあった商品、さらには、関連するオリジナルのPOD(Print on demand)商品を提供するとよいのです。既に持っているブログに関連する商品を売ることでスムーズに商売を始められます。
中級者は、拡大している携帯でのショッピングに対応して、自分がこだわりを持っている物を販売するとよいと勧めています。これからの携帯市場の拡大と携帯オークションのブームにビジネスチャンスがあるようです。
上級者には、より、競合がすくなるくなる海外に向けた販売を勧めています。日本の伝統的な商品や海外で人気の日本商品は、まだまだ、日本人が手がけているのが少ないので、売りやすいようです。
◆まとめ
ほんのさわりをご紹介しましたが、この『日本人が知らなかったドロップシッピング』には、更に、以下のような内容が詰まっています。
・ドロップシッピング・サービス・プロバイダーへのインタビュー
・各サービス・プロバイダーの操作手順
・ドロップシッピングにおける集客手段
・セールスページの書き方
・最新のインターネット・マーケティング手法
ドロップシッピングを始める人にとっては、非常に、便利な本になっています。
◆日本人が知らなかったドロップシッピング
~日本版ドロップシッピング徹底解説
著者:富田貴典、出版社:翔泳社
後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?
日本人が知らなかったドロップシッピング ~日本版ドロップシッピング徹底解説 | |
富田 貴典
おすすめ平均 |
◆日本での最新ドロップシッピングノウハウ
日本のドロップシッピング会社「もしも」を使用したノウハウを確立したようです。さすが、富田さんですね。そのノウハウはこちらです→2009年最新版!もしも式ドロップシッピングで稼ぐ方法