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『お金持ちになるマネー本厳選「50冊」』 by 水野俊哉

『お金持ちになるマネー本厳選「50冊」』は、水野俊哉氏が数百冊の投資関連の本を読んで、厳選した50冊を紹介するという本です。
50冊それぞれに3ページの本の紹介がコンパクトにまとまっており、非常にお買い得な本です。本自体の値段も1,200円とお得感があります。
投資関連の本は本書でも指摘していますが、質の悪い本が多いので、『お金持ちになるマネー本厳選「50冊」』を参考にして、数冊、購入して、目を養ってから、他の投資本を購入するのもいい使い方かなと思います。
書評本の書評というは非常に書きにくいのですが、この本の最後にある「マネー本から読み解いたお金持ちになれる法則ベスト10」が面白いので簡単にご紹介します。
◆10位 マネー雑誌があまり役立たない理由
マネー雑誌が役に立たないのは、マネー雑誌の広告主が銀行や証券会社などの金融機関だからです。金融機関は何でお金を得ているかというと、金融商品を販売することでお金を得ています。金融商品が売れれば、その後の運用が良いか悪いかということは気にしていないのです。
逆に、金融機関は、多くの場合、手数料で収入を得ており、その金融商品に手数料が多く付けられるものであれば、金融機関にとっては良い商品になります。その場合、金融商品の購入者の利益を損ないます。
つまり、広告主を重視するので、雑誌購入者の役には立たないのです。
◆9位 最強の投資商品はあなた自身である
労働報酬と同じ額を投資から得ようと思うと、とんでもない金額が必要になります。労働収入を生み出すあなた自身を投資商品と見るととんでもない金額の価値を持っているのです。
5%の利回りの金融商品だとすると、年収500万の人は1億円、年収1,000万の人は2億円の資産を持っていることになります。
なので、将来の投資のための元金を貯めながら、本業に集中して、自分の価値を上げることがもっともよい運用方法になります。
◆6位 「1億円儲かる話」の真相
要するに、デタラメな投資方法でも、非常に多くの人がやっていれば、たまたま、稼げる人が生まれます。その稼げた人が本を書くと、「1億円儲かる話」本ができます。それだけの話です。
◆まとめ
法則ベスト10の上位は、更に面白くなっています。さすがに、それを公開するのは気が引けます。購入するか、本屋さんで立ち読みでもしてください。
紹介している本でいくつか興味をそそるのがありました。そのうち、購入して、紹介しますね。
◆お金持ちになるマネー本厳選「50冊」
著者:水野俊哉
出版社:講談社
後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?

お金持ちになるマネー本厳選50冊
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◆体調不良
寒さに弱いのでこの時期から、体調が悪くなってくるんですよね。
暖かいところに避難したいです。

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