現役のジャーナリストだけあって、情報を如何に集めて質の高い見解を導き出すかを具体的に示してくれています。すぐに、役立つ内容でした。ノウハウの核は日経テレコンという信頼度の高い情報源からテーマのアウトラインを引き出し、信頼度は低いかもしれないけどディープな情報に満ちているブログや2チャンネルで現場の生々しい情報を切り取っていく手法にありました。
3時間で「専門家」になる私の方法 | |
佐々木 俊尚
PHP研究所 2007-09-11 おすすめ平均 |
[目次]
激変した「情報をめぐる環境」(劇的に変わった2つの理由
情報蓄積時代の頂点の方法 ほか)
新聞記者は無意識に「マトリックス」を描く(新聞記者はどう情報を集め、どう書いているか
タイムリミットに向けての分担作業 ほか)
クオリアを身につけよう(なぜマトリックスを描くのか
全体の構造がきれいに見通せる ほか)
実践・3時間で専門家になる(日経テレコン21の使いこなし方
見出しからポイントを見抜く ほか)
ニューロン型情報収集のノウハウ(インターネットを使えば3時間でちょっとした専門家
「一本道型」「進化の爆発型」「ニューロン型」 ほか)
セレンディピティを実現する(偶然を引き寄せるマジック「セレンディピティ」
インターネット時代だからセレンディピティが可能に ほか)