「宝地図」の日記パージョンかな。
気に入ったことをずらずらと書いていきます。
『そうした(自分がたまたま思った)あやふやな思いこみや他者による評価が集合体となり、あなたの大切な自己像を形成しています。それを気づかずに、いつまでも自分を過小評価したままでいたり、まわりの見る目ばかりにとらわれていると、人生で本当に得たいものが得られずに終わってしまいます。』(69page)
この文章を読んで、ある程度は自分が感じている素質や他人の評価は正しいかも知れないが、それが絶対ではありません。実際、現在、仕事で評価されている部分は、気がつくまでは、それほどの能力とは思っていませんでした。。また、自分の選択で、自分を切り替えられるように思います。個々の人間は、さほど、大きさな差はないように思いますし、人間の適応力はかなり高いのです。
『文章にするというと、「考えを頭の中でまとめて、それから書く」と思われがちですが、実はその反対です。実際は「書くことが考えること」になっています。ですから、文章化することは非常に効率的な頭のトレーニングになります。書けば書くほど、思考能力が高まっていきます。』(75page)
これは、実際に、その通りでいままで本を読んで、少し、賢くなったような気がしていましたが、書評をまとめる段になると一体筆者が言いたいことが何だったのか分かってないことに気がつき唖然とします。また、思考の断片をつなぎ合わせて文章を綴ると、最終的に、こんな事を考えていたのかと思うことがあります。しかし、事実は、逆で、初めて、書くことによって、全体像を考えたのです。書いて、表現するまで、何が分かっていて、何が分からないのか、その境が分からないですよね。そういったことを考えるとまさに、「書くことが考えること」なのです。
『脳と身体と心が「快」の状態になければ、そこに希望は生まれません。本気で目標をかなえようという意識になれないのです。「目標1億円」と紙に書いて掲げても、かえってプレッシャーになるばかりです。』(83page)
目標を適切にするためには、この「脳と身体と心」が「快」の状態になるような目標を設定することが大切なのでしょう。場合によっては、「現実を目標に合わせる」のでなく、「目標を現実に合わせる」ような短期の現実的なレベルの目標を設定することが効果的な場合もあるのでしょう。とにかく、「脳と身体と心」が「快」の状態になるよう思考錯誤する必要があるのでしょう。
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著者:佐藤富雄、出版社:PHPエディターズ・グループ/PHP研究所
後悔度:★★★ (三つ星満点)
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