先週、神田昌典氏の著作のなかで一番のお気に入りを紹介すると書いてしまいましたが、に、紹介していたことを忘れていました。
*『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』 by 神田昌典
それで、ブログが一般的になって、インターネットでの口コミが再び注目を集めているような気がしているので、今日は、『口コミ伝染病』を取り上げてみようと思います。ブログで口コミを起こすヒントになるといいですね。
◆口コミが起こる条件
口コミがおこる条件は、2つあります。それは、人の口にのぼりやすいこと、つまり、話題にしたくなることです。もう一つが、複数人数が利用するようなサービス・商品になります。例としては、旅行、レストラン、ホテル、映画などです。
逆に、美容外科、葬儀については、口コミが発生する2つの条件に当てはまりませんので、口コミは発生しにくいのです。ただし、工夫することにより、2つの条件を満たすことができます。
例えば、美容外科は一般的に話題にしにくいのですが、医療レーザー脱毛なら、まだ、話題にしやすいですね。特定のサービスをピックアップします。そして、複数人数利用の場合に料金割引のサービスを提供します。すると、2つの条件をクリアすることになります。
◆しゃべりたくなる感情の引き金
しゃべりたなくる感情の引き金は以下の7つです。
1.不幸、災難、スキャンダル→なぜか人の不幸は注目を集める。
2.崖っぷちから逆転ホームラン→心に訴えかける物語にはパターンがある。
-大きな目標、試練、挫折、目標の達成のパターン。
-しかも、物語にすると怪しさを感じさせない。
3.十字軍→共通の敵を作る。
4.私のことを分かってくれる→表の欲求に潜む、裏の欲求を提示。
5.ヒーローになる
6.行列に並ぶ→限定すると欲しくなる。
7コミュニティに参加する
私見ですが、2に示すようなパターンでブログを作るとジワジワッと人気が出るブログになるかもしれませんね。
◆口コミ発生を設計する
口コミ発生は以下の事を特定することから始めます。
1.伝染させる人を特定する
2.話題になる商品を特定する
3.話される場所を特定する
4.話題のキッカケを特定する
5.伝えるメッセージを特定する
6.記録されるツールを作る
強く印象に残ったのは、伝染する人を特定するときに、過去に商品を紹介した人、紹介されたお客様、多くの人に影響を与える情報を伝達する人の3種類を基準に選択するとしていることでした
そして、伝えるメッセージは20秒に2つの特徴を折り込んだメッセージを作成することでした。20秒までは人は黙って話を聞くそうですが、それ以上は急激に聞くことをしなくなるということが実証されています。
◆口コミを発生される5つのステップ
1.お客様の声を集める
2.ニュースレターを発行する
3.携帯できる伝染ツールを作る
4.小冊子を作る
5.イベントを開催する
私見ですが、インターネットで上記をするなら
1.ブログで評判を集める
2.メルマガを発行する
3.?
4.無料レポートを作る
5.オフ会をする
に、対応させると良いかもしません。
◆まとめ
神田昌典氏の本の魅力はこの手順でやるとうまくいくと言うことを手取り足取り示しているためだと知人が発言したことを思い出しました。この本自体も口コミを発生されるよう計算しているせいか、社員が社長にわかりやすく説明するという解説ページがついています。
口コミ伝染病~お客がお客を連れてくる実践プログラム、著者:神田昌典
出版社:フォレスト出版、ISBN:4894511096
後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?
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◆口コミを加速させる?! 神田昌典氏のコピーライティング教材
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他の神田さんの関連本の紹介
今まで、このブログで取り上げた神田昌典氏の書評のリンクです。参考に。
『売り込まなくても売れる!』 by ジャック・ワース/ニコラス・E.ルーベン
『非常識な成功法則』 by 神田昌典
『お金と英語の非常識な関係』 by 神田昌典
『成功者の告白』 by 神田昌典
『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』 by 神田昌典
コメント
現在、非常識な成功法則を読んでいます。やりたくないこと、を書き出すのが非常に大変であることを実感しました。ないわけでなく、普段あまり意識していないことがわかりました。逆に、やりたいこと、はたくさん出てくるのですが、統一性が無いことがわかりました。
残りを読むのが楽しみです。
普段、「やりたいこと」や「やりたくないこと」を意識してないことが多いですよね。
私は定期的に確認するようにしていますが、つい、忘れてしまいます。