この『36倍売れた!仕組み思考術』は、メルマガやブログで紹介してないのにもかかわらず、9月、10月共に、ベスト10に入る人気のある本です。
実は、私も出版直後に読んでいます。読んでみて分かるのは、本書『36倍売れた!仕組み思考術』の魅力はノウハウを詳細に公開している点にあります。実際に、公開されいる情報で実行できます。
私自身、友人との共同事業の営業で使用してみました。意外に簡単に了解を取ることができました。若干、商品やサービスによって、工夫しないといけないです。
ちなみに、その事業はこれです。
◆基本的な考え方とは?
著者である田中正博氏の提唱する方法は、簡単に言うと、
・電話でDM送付の許可を取る
・成約率の高いDMを送付する
・そして、待つ
となります。簡単です。
これだけで、DM(ダイレクト・メール)の成約率10%の驚異的な販売ができます。ちなみに、一般的なDMの成約率は、0.3%だそうです。
この販売方法の秘密は、まず、非常に短い時間(1分程度)で、購入の可能性のある顧客にDMの送付許可を得ることです。つまり、多くの顧客候補を短時間で選別します。
通常の電話営業ですと無理に販売しようとするため、長い時間を一人の顧客候補に消費します。すると、どうしても、対応する顧客数が減ります。
逆に、電話トークを最低限に短くして、数を稼ぎます。トークの内容は、商品に関心のある人を見つけ出すことに絞ります。関心のない人に商品に関心を持ってもらうのではなく、関心のある人を見つけ出すようにします。
つまり、時間あたりのパフォーマンスで考えると、顧客を説得するとよりも、商品に関心のある顧客を探し出す方が、効率がいいという理屈です。
◆電話トークの秘密
テクニックは、6つあります。
1.用件はズバリ、簡潔に10秒で伝える
2.言葉を選んで、選んで、選び抜く
3.質問の威力を使う
4.決定権を100%お客様にゆだねる
5.最後にキラーワードを添える
6.素人に徹する
最後の「6.素人に徹する」というのが、面白いです。
テレアパや電話セールスの「プロ」の共通点(声がでかい、早口、ハイテンション、へりくだった物言い、オーバーアクション)があり、そのため、「あ、電話セールスだ」と相手にバレて切られてしまいます。なので、普段通りのしゃべりにするのがいいのです。
◆DMの秘密
DMの秘密の概要をお伝えしようかと思いましたが、長々と書きすぎたので、これについては、購入して確かめてください。
電話セールスに関心がある方は、読んで損はしない内容なので、購入することをお勧めします。
◆36倍売れた!仕組み思考術
~なぜ私は営業マン0人で営業利益1億円を稼げたのか?
著者:田中正博
出版社:ライブドアパブリッシング
後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな?
36倍売れた! 仕組み思考術 | |
田中 正博
おすすめ平均 |
◆沖縄で
少し前に、所用で、実家に戻りました。
東京の暮らしが長いので、実家の私の部屋は空っぽで、本もありません。そして、沖縄には民放が2局しか無く、しかも、録画した番組も無いので、見たい番組もあまり無いのです。インターネットは、イーモバイルで接続できたのですが、電波が弱いのか、遅く、そして、よくとぎれました。
なので、情報から遮断された環境にいたのですが、妙に仕事がはかどりました。東京でも同じ環境にすべきなのかも知れませんね。