この本は、繁盛点店の経営者や有名コンサルタントがひた隠しにしてきた
集客法を解説した本です。
しかも、21日間のプログラムになっており、簡単な課題を解くだけで、
画期的な集客法が自然に修得できるような構成になっています。
◆「頑張っているのに儲からない」のはなぜか?
そもそも、間違った前提で思考しているからだと高田靖久氏は主張します。
・ライバル企業は、お客様を紹介してくれない。
・「売上を2倍」にするためには、今までの2倍、頑張らなければならない。
・お客様が浮気をする理由はお客様次第であり、打つ手はない。
・「暇な時期」の売上を上げるためには、暇な時期に対策を打たねばならない。
これらの前提が間違いだと指摘します。
◆どんなことが書いてあるのか?
高田靖久氏は、これまでの著書において、売れる仕組みには、次の4つの
ステップを実践すればいいとしていました。
第一ステップ→新規客を【集める】手法
第二ステップ→お客を【固定客にする】手法
第三ステップ→お客を【成長させる】手法
第四ステップ→お客を【維持する】手法
本書(お客様を3週間でザクザク集める方法)は、この4つのステップでは、
収まりきれないゼロ・ステップとも言うべきモノがあり、それは基本と裏技
的なモノで、4つのステップする前に、知っておいた方がいいものです。
その基本と裏技を本書で、公開しています。
◆3週間でザクザク、お客様を集める方法とは?
3週間、21の課題があります。
次の5つのグループに分かれています。
1.売上2倍、驚愕の「4つの理由」
2.少ない経費で売上にレバレッジをかける方法
3.お客様が増えない理由と「超簡単な解決策」
4.ものすごく非常識な「裏ワザ」集客法
5.たった1枚の紙切れで「行列」を作るスゴイ方法
◆すぐに、出来そうな2つのことは?
面白く感じるワザや効果が高いなと思うワザが披露されています。
その中で、2つだけ、すぐに、実行できるワザをご紹介します。
◆経費ゼロ、一切手間がかからない方法
それは、「1年後には売上を2倍にすると決心すること」です。
「温泉旅行」に行きたいと決めるだけで、温泉旅行の情報が、まわりに、
あることに気がつくように、2倍にすることを決めるだけで、役立つワザが
あることに気がつきます。
本書では、『加速成功』(道幸武久著)の例を持ち出しています。
アメリカが月に行けたのに、日本は行けないのか?それは単に、「決めた」
か「決めなかった」かの違いに過ぎないのです。
「決めてないこと」は「実現することはない」のです。
◆集客が最もうまい業界のマネをする
「手間やお金をかけずに、商品のうまい売り方を知りたい」のなら、
簡単な方法があります。それは、通信販売で商品を買うことです。
通信販売の難しいところは、実店舗がないので、お店の信用を得るのが、
難しいことです。実際、本当に商品があるのかというレベルからの疑いが、
あります。
それを乗り越えて、商品を販売するのに、非常に知恵を使っています。
高田靖久氏は、通販会社にならう儲かるための3つの方法として、
次を上げています。
1.信用を上げることに注力する
2.顧客管理に力を注ぐ
3.データを徹底的に活用する
その具体的なノウハウを知るには、有力な通販会社の商品を購入することで、
具体的にわかります。
まずは、この2つから始めてみては、如何でしょうか?
◆おまけ、個人的に面白く感じた方法
その方法は、132ページの方法です。冒頭の4つの前提の間違いのひとつを
覆す方法でもあります。
そして、最もエキサイティングな方法は、166ページの方法です。これが、
できれば、最強でしょうね。黒川温泉が実践しているようです。
◆お客様を3週間でザクザク集める方法
著者:高田 靖久
出版社:中経出版
後悔度:★★★★★
★★★★★:読まないと、絶対、後悔する
★★★★ :読まないと、とても後悔する
★★★ :読まないと、やっぱり後悔する
★★ :読まないと、後悔する気がする
★ :読まないと、後悔するかな?
◆詳細&購入
お客様を3週間でザクザク集める方法 | |
高田 靖久 by G-Tools |
■編集後記
◆格安の椅子
椅子が壊れて、沖縄で最大級の家具屋さんに行ってきました。
趣向の異なる3店舗が集まっている家具専門のモールのようの所です。
一店舗目が雑貨的なインテリアがメインのお店で、
輸入物が多くて、楽しい所です。
二店舗目がグレードの高い家具がメインで、これまた、
豊かな気分になれて、楽しいところでした。
三店舗目は激安のお店で、
この値段でこんなものが!的な楽しさのお店です。
そこでみつけたのが1,500円の椅子でした。
安値の椅子が、さらに訳ありで、1脚だけ安くなっていました。
その値段が、1,500円!です。
1,500円で、ちゃんとしたフカフカの椅子が買えて、ご機嫌でした。