IT専門書:書評

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ビジネスメール 「こころ」の伝え方教えます by 平野 友朗

インターネットが商用利用される前から、メールを使っていた私からするとメールの世界にも妙な虚礼が入ってくるとイヤだなという思いもあって、この手の本は読まなかったのですが、読んでみると逆にスムーズに仕事を運ぶための手順という視点で貫かれており、...
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3時間で「専門家」になる私の方法 by 佐々木俊尚

現役のジャーナリストだけあって、情報を如何に集めて質の高い見解を導き出すかを具体的に示してくれています。すぐに、役立つ内容でした。ノウハウの核は日経テレコンという信頼度の高い情報源からテーマのアウトラインを引き出し、信頼度は低いかもしれない...
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iPhone HACKS! by 小山龍介

~楽しんで成果を上げるハイセンス仕事術最強 この本を読むと、iPhoneが無性に欲しくなります。やはり、iPhoneは電話ではなくて、PCですね。 iPhone HACKS! 楽しんで成果を上げるハイセンス仕事術小山龍介おすすめ平均 著者の...
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『新ネットワーク思考』 by アルバート・ラズロ・バラバシ

インターネットを貫く根本原理 この本は、とにかく面白かった。ここ数ヶ月に読んだ本の中で、一押しです。300ページある本ですが、一気に読めました。「なぜあの商品は急に売れ出したか」(元の原書のタイトルがよかったような)の理系版という趣で、関係...
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『プロジェクトマネジメント成熟度モデル』 by ハロルド・ケルツナー

【EPMに通じるプロジェクト・マネジメントの本。】 今日は、大手SI会社にとってのプロジェクト・マネジメントをどう位置づけるのかという視点で書いています。 概要 本書を読んで感じたことは、大規模システムを請け負うSI会社に必要なプロジェクト...
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『巨象も踊る』と『プロジェクトマネジメントオフィス』

巨象も踊る IBMの復活劇の立役者であるルイス・ガースナーが、自らこの復活の物語を書いています。いいですね。同じ業界にいるものとして、参考になることが多いです。特に、当たり前のことをきちんとなることの大切さとそれの大変さを感じました。今まで...
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『プロジェクトはなぜ失敗するのか』 by 伊藤健太郎

プロジェクトとは、失敗するもの 著者は、「プロジェクトは、何もしないと失敗するもの」という視点から、プロジェクト・マネジメントを考えるということを提案しています。 最初の章は、典型的な失敗プロジェクトを、ちょっとした物語形式で描いています。...
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『デッドライン』と『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』

デッドライン これは、副題に「ソフト開発を成功に導く101の法則」とあるように、ソフト開発のプロジェクト管理についての本です。興味深いのは、技術的な事でなく、組織の力学がどういうふうに、ソフト開発現場をゆがめて行くかということがメイン・テー...